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人間の欲求ってこれなんだ(メルマガ記事転載)

以前のメルマガで、「3ねんねたろう」の話のときに、
マズローという心理学者の欲求5段階説に少しふれました。
覚えてますか?(笑)
今日は、このマズローの欲求5段階説と僕たちの使命について
お話してみようと思います。
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1、マズローの欲求5段階説
2、マズローの欲求6段階説
3、マズロー6段と使命
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1、マズローの欲求5段階説
まず、マズローの欲求5段階説を知らない人も
いると思いますので、ちょっと解説したいと思います。
これは、人間が本来もっている欲求を5つの段階わけて
考えた心理学の学説です。
人間というのは、
最初の1段目の欲求が満たされれば
次の欲求を求めていく生き物で
あるという説です。
まず 1段目は生理的欲求です。
これは、生き残りたい、食べたい、SEXしたい
という 人間の本能レベルの欲求のことです。
これが、満たされて次の安全欲求を求めていきます。
これは、安全な場所にいたい、快適でありたい
という欲求です。
「衣食足りて礼節をしる」ということわざも
あるように、まずは、衣食住が人の生活の基本になってくるのも
わかりますよね。
まずは、ここが満たされないと、
人間は、ある程度の幸せ・満足感が得られないということですね。
次に、3つめの所属欲求。
これは何か組織に所属するという欲求でもあり、
愛し、愛されたいという欲求でもあります。
4つ目は、承認欲求とよばれるもので、
周りの人や社会から自分を認められたいという欲求です。
そして5つ目は、自己実現欲求。
自分の使命を自覚し、本来の自分の役割を実現していきたいという
欲求になります。
この5つの欲求を段階をへて最終的に自己実現を目指していくのが
人間の本来求めている欲求なんだというのが、
マズロのー欲求5段階説の通説です。
2、マズローの欲求6段階説
ですが、実はマズローには、
晩年になってこれにもう一つ付け加えた欲求が
あります。
なぜ後になって付け加えたのかというと、
当時ナチスの目を逃れるためにあえて言わなかったという説や
5段階を発表した時には、気付いていなかったという説などが
あります。
5段階説の方が教科書的に有名ですが、正確には、
マズロー欲求6段階説が正しいんだそうです。
マズローが最後に自己実現の上に付け加えたのは、
「組織貢献・他者貢献」の欲求です。
社会や他者に貢献する生き方ですね。
ということで、
マズローの欲求6段階説をみてきました。
3、マズロー6段と使命
これから このマズローの欲求6段階説と
僕たちの使命、大聖人様の仏法についてどのような関わりが
あるのかについて みていきたいと思います。
ここからは、
僕が気付いマズロー6段と大聖人様の仏法についての
関わりになります。(オリジナルの解釈です)
まず、マズロー6段の1段目にあたる生理的欲求にあたるのは、
僕たちで言えば、
大聖人様の仏法を信仰したい・信心をしたいということになります。
そもそも信仰とか信心とかを、欲求レベルまでに高められたら
(信仰をしていない)普通の人にとっては、
これだけでスゴいことだと思いますが・・・。
一応 僕は、これを欲求の大前提として考えています。
大聖人様の仏法を求める心、求道心もここに入ります。
次に、2段目 安全欲求は、
大聖人様の仏法を信じ、行ずるということで、
安心感を得るということになるので、
これは自行つまり朝・夕の勤行の実践が当てはまると考えます。
3段目、所属欲求は、講の活動に参加する、お寺に参詣する、大石寺に参詣する
などから得られます。
法華講の方なら自分の所属するお寺の行事や講の活動に参加することで
所属感が得られますよね。
4段目の承認欲求については、
破折することで、自分の周りの人や社会に
自分を認めさせることにつながるので、
折伏行・化他行になります。
信心の活動も、だいたいこの順番で
深まっていく人が多いのではないでしょうか。
まずは、
信心したい・発心するところ(1段目)からはじまり、
次に勤行をしていく。(2段目)
勤行ができるようになったら、
お寺や講の活動に積極的に参加するようになる。(3段目)
そして、今度は自らも他の人を折伏して、
正法に帰依させていくようになってきます。(4段目)
そして、5段目の自己実現 
これは、大聖人様の仏法では
「一生成仏」のことなんだろうと思います。
自らの使命を自覚し、自分の使命を果たしていくことで
自分の仏性を涌現させて一生成仏の境涯を得る。
これが、僕たちの人生の目指すべき目的にもなります。
そして、マズローが最後に付け加えた6段目
「組織貢献・他者貢献」
これこそ「広宣流布」にほかなりません。
だから、マズローが人間の目指すべき欲求として
あげた5段目の「自己実現」と6段目の「組織貢献・他者貢献」
は僕たちの目指す「一生成仏・広宣流布」と同じことなんですね。
マズローは大聖人様の仏法について知らなかったと思いますので、
実践レベルで何をどうすれば、
正しい自己実現や他者貢献ができるのか ということについて
は、わからなかったと思います。
でも、目指すべき本質的なものは、大聖人様と同じ考え方をして
いたのだと思いますね。
このように、マズローの学説も、大聖人様の深い仏法からみると、
方便・権経のように大聖人様の仏法の正しさを証明することに使えるという
ことです。
僕は、中学生のころ、初めて教学を学んでから(学会の任用試験)、
今ひとつ 「一生成仏」と「広宣流布」の関係がよくわかりませんでした。
どちらも目指すべき、人生の目的だとは教えられたのですが、
どっちを先に目指すのかとか いろいろ考えていました。
それについて、質問をしても、明快に教えてくれる学会員も
僕の周りにはいませんでした。
でも、今回のマズローの欲求6段階を通して、
大聖人様の仏法を考えてみたときに
すっきりと理解できました。
どちらも僕たちの目指すべき人生の目的ですから
どちらが先でも同じだとは言えます。
目指すべき目的は 結局「一生成仏」「広宣流布」に
なりますからね。
ただ僕の理解としては、
「一生成仏」を目指す中で、
「広宣流布」を実現していくことになるのだろうと。
(ただし、広宣流布にゴールがあるとは思っていません。
 あくまでも広宣流布の流れが大きく太くなっていくというイメージです)
各個人が「一生成仏」を目指すことで
「広宣流布」がなっていくとも
「一生成仏」をなし得た人たちによって
「広宣流布」がなっていくとも
とらえ方によって、解釈のしかたは微妙に
異なるかもしれませんが。
ここは僕もはっきりとはわからないところなので、
あまり深入りしないでおきましょう。(笑)
心理学は、結局人間とは何かを探っていく
学問だと思うので、どこかしら仏法の考えに
通じるものがあり おもしろいですね。
逆に僕なんかは、経済、哲学、心理学を通した
方が仏法を理解しやすいということもありますので。
このへんは、釈尊が法華経を最初に説かずに
爾前・権教を衆生の機根に合わせて、
さきに説いたということにも通じるのでしょうね。

ABOUT ME
青木やすし
青木やすし
ブロガー/ web販売
昭和53年に日蓮正宗創価学会に入信・入会する。

小学校教師を勤めながら破門後の創価学会で男子部本部長のバリ活となる。
創価作成ニセ本尊の害毒に気付き脱会。

日蓮正宗法華講となる。

地元北海道はもとより東北・関東・四国から脱会相談を受けた創価学会員20名以上を脱会させ、日蓮正宗に帰伏させる。

札幌駅街頭折伏を10年以上続け、創価学会の害毒と日蓮正宗の正しさを訴える。

34年勤めた小学校教師を退職し、web販売で起業し現在に至る。
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