樋田×青木 釧路対談リターンズ vol.7(メルマガ記事転載)
前々回のメールで、なぜ逆縁の姿を見せる創価員は、 ニセ本尊を正しいと思い込んでいるのかについて書きました。
前回は、人間の持つ錯覚を通して、 見えるものすら見えないということを たとえにお話ししました。
今回はその続編になりますが、 人間の持つ心理学的な特性から
「なぜ創価員はニセ本尊をニセモノと思わないのか」
について書いていきます。
ここで、実際にあったあるお話しをします。
ーーーーーーーーーー ある、銀行強盗の話 ーーーーーーーーーー
ヨーロッパのある街で 男が銀行強盗に入りました。
そのとき、男は刑務所からの仮釈放中の身。
犯罪者が再び犯罪を繰り返したわけです。
しかもその犯罪は、 他人のお金を奪うためにマシンガンも用意して、
必要とあらば、 他人の生命を奪うこともいとわないつもりの行動でした。
けれど、計画は失敗に終わります。
当初の計画は失敗に終わりましたが、 駆けつけた警官に発砲して、
テレビで生中継される人質立てこもり事件に 発展することになりました。
罪のない一般人の生命を危険にさらして、 警察と交渉します。
男の要求は ・大量の現金 ・銀行強盗で何度も捕まっている友人の解放 ・逃走すること
その時、もしあなたがその場にいて 人質になってしまったとしたら、 どんなことを感じますか。
ーーーーーーーーーーーー 「ストックホルム症候群」 ーーーーーーーーーーーー
じつはこの事件で衝撃的な出来事が起こりました。
人質の女性が犯人をかばって好意を感じるという現象が起きたのです。
犯人が寝ている間に、その人質女性は逃げるどころか、 自ら銃をとって警官に向けて敵対したり、
事件後には、犯人と結婚までしてしまったのです。
この現象は、事件の起きた都市名にちなんで 「ストックホルム症候群」として 精神医学用語にもなりました。
ストックホルム症候群とは
「犯人と長時間過ごすことで、犯人に対して過度の同情や好意等を抱くこと」 (Wikipediaより引用)
ここで単に 銀行強盗や恋愛や心理学について 話をしたいわけではありません。
このメルマガの最初で提示したように、 「なぜ創価員はニセ本尊をニセモノと思わないのか」 と同じ原理がここにあるからです。
上に書いてある「犯人」という言葉を「ニセ本尊」に置き換えて読んでみてください。
「ニセ本尊と長時間過ごすことで、ニセ本尊に対して過度の同情や好意等を抱くこと」
と読めますよね。
えーーーーって思いますけど、
人間には、ストックホルム症候群ような心理学的な特性があるんですから、
あながち否定できるものではないかもしれません。
創価員が、人質に取られたような命の危険を感じるような状況にはないでしょうが、
ニセ本尊と一緒に生活し、ニセ本尊に真剣に祈る中で、
自分の人生・運命を ゆだねていった結果、
ニセ本尊に過度の感情を抱くというような現象が起きていても不思議ではありません。
もちろん創価員全員がそうだというわけではありませんが、
ニセ本尊をニセ本尊と認識できない創価員は、
もしかしたら ニセ本尊に過度の信仰心を持っているのかもしれません。
最悪なのは、ニセ本尊そのものに魔人・鬼神が入り込んでいるわけですから、
ニセ本尊に対する執着が簡単には無くならないのだと思いますね。