突撃!日蓮富士門流札幌談所 鳥本雄行との遭遇Ⅰ~007
「はい?」と戸を開けながら、こちらを怪訝そうな顔つきで見る壮年。
「鳥本御尊師ですか?」と尋ねる樋田さんに
「そうですよ。」と壮年。
やはりこの男が札幌談所の鳥本雄行なのだ。
「私・・・」と樋田さんが名前を言い出そうとすると、
「知ってる!何でここにいるの?」と鳥本。
ついに始まりました 鳥本雄行とのガチンコ対決。
鳥本は、いきなり
「私は、あんたと法論する気はないから。おたくの管長とするから。」
と自らの身分や立場、社会的影響力を思い切り無視した、慢心むき出しの態度。
「どうしてですか。」と問う樋田さんに鳥本は、スエットのポケットに手を突っ こんで、こう言った。
「あなたという人間性が信用できないからさ。」
おおっ、初対面の人間に向かって、いきなり人の人格を攻撃するような失礼な言葉を投げつけてきた。
こちらは、仮にも御尊師と尊称をつけ、言葉使いも丁重に話しているにも関わらず この上から目線の態度。
このような態度で本当に僧宝の一分を担える事ができるのだろうか。
「今、お会式の準備で忙しいし、時間がないし、こんな玄関先で法論なんかあな たとやる気はないから。法論をやるなら日蓮正宗の管長とやりますから。」と相変わらず逃げの一手。
「それは言に過ぎたお言葉では。
御隠尊猊下や御法主上人とあなたとでは、格も違うし、研鑽されている量も圧
倒的に違いすぎると思いますが。」と樋田さんが反撃。
格という言葉にカチンときたのか
「格の問題でないんだよ。」と言い訳するが、
「ブログとかで教義的な事も読ませていただいていますが、あまりにも内容が無さ過ぎるのでね。」とさらに追撃する樋田さん。
「教義的な事を書くとなったら論文になるんだよ。資料も集めないといけない
し、鳥本雄行の名前で出すなら責任もあるし、今は忙しいから時間もないんだ
よ。だから、簡単には出せないのさ。でも、年に1本ぐらいは出さないととは考
えているんだ。」
と、教義的な事を論ぜられないことの言い訳に終始する鳥本。
一、法論は、管長としかしない。
二、教義的な事を述べるには、論文にしないといけないから、簡単には言えな
い。
三、今は忙しくて論文を書いている時間がない。
結局は、教義的な論争ができないことを言い訳しているとしか聞こえない。
「では、その内に長文の論文が出てくるのですね?楽しみに待っていますよ。そ
れが聞けただけで十分満足です。どうせ、法論には応じないと最初から思ってい
ましたから。」と樋田さんがまとめにかかると、
樋田さんのやり方がどうの、人に対する接し方がどうの、言い方が誤解を招くの
と話の方向性を変えようと必死になる鳥本。
「私がおたくの住職なら、気をつけた方がいいと言うよ。」と笑止千万の指導教
師気取り。
おいおい、いつからあなた 樋田さんの指導教師になったのかね。
さて、法論から逃げる様を見取られ、札幌談所の場所も知られて このまま た
だ追い返したでは、格好がつかないと判断したのだろうか。
あれほど時間がなくて忙しいと言っていた鳥本が、20分ぐらいならいいから家に入れと、とうとう私たちを家の中に入れてくれる事に。
おっと 思いもかけない急転直下の展開へ大発展。
まさか 家の中に入れてくれて 話ができるとは。
結局この後 2時間半の鳥本雄行との対決がはじまることに。
あれっ 忙しいと言っていたのはやっぱり嘘だったのね。