放火魔僧侶鳥本雄行続報 01
保田妙本寺僧侶鳥本雄行が、昨年11月17日に建造物等以外放火の疑いで逮捕されてよりの続報をお知らせしたい。
まずは、昨年逮捕された状況から確認することとする。
http://www.sanspo.com/shakai/news/111118/sha1111180505011-n1.htm
放火魔は「お坊さん」49歳僧侶を逮捕
札幌市手稲区の札幌市営住宅山口団地で、駐車中の車に火を付けたとして、北海道警手稲署は17日までに、建造物等以外放火の疑いで、同団地に住む僧侶、鳥本雄行(とりもと・ゆうぎょう)容疑者(49)=同区曙=を逮捕した。
逮捕容疑は、5月16日午前1時ごろ、同団地1号棟前の屋外駐車場に止めていたワゴン車に火を付け、車両の天井部分を焼いた疑い。
鳥本容疑者は16日午後3時すぎ、手稲署員に任意同行を求められ自宅を出た際、報道陣に対し「団地のみんなに迷惑をかけたことは土下座して謝らなければいけない」などと話し、帽子を取り一礼。「警察に正直に話し、1人の人間として、お坊さんとして、自分でしっかりと償ってまいります。誠に申し訳ございませんでした」と頭を深々と下げ、捜査車両に乗り込んだ。
同署によると、鳥本容疑者は昨年5月20日、同団地1号棟10階にある個人宅郵便受けに灯油をまいてドアの外側を焼いたほか、同7月22日と同11月28日に同じ棟のエレベーター2基に放火したなどと、計3件の放火事件への関与をほのめかしているといい、同署は裏付けを急いでいる。(産經新聞)
と言う事で、駐車場に止めてあった車に火をつけたことを、建造物等以外放火の疑いで逮捕された。
次にこの事件について、昨年12月7日 札幌地検が器物損壊罪で起訴した。
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20111208ddlk01040275000c.html
札幌の団地放火:器物損壊罪で僧侶起訴 /北海道
札幌市手稲区の市営住宅山口団地で5月に起きた不審火事件で、札幌地検は7日、この団地に住む僧侶で建造物等以外放火容疑で逮捕された鳥本雄行(ゆうぎょう)容疑者(49)を器物損壊罪で起訴した。鳥本被告は他に団地1号棟に住む自治会長宅前の玄関ドアが焦げた火事など、団地内で起きた3件の不審火についても関与を認めており、道警は年明けにも現住建造物等放火などの容疑で再逮捕する方針。
起訴状によると、鳥本被告は5月16日午前0時55分~1時ごろ、山口団地1号棟の2階廊下から駐車場に止めてあったワゴン車の天井部分に向かって灯油をまいた上、ライターで着火剤に火をつけて投げ込み、天井を焦がしたとしている。
捜査関係者によると、鳥本被告は動機として団地居住者への一方的な恨みを供述しているという。
建造物等以外放火容疑で逮捕され、器物損壊罪で起訴された。
量刑が重いのは、放火による建造物以外放火罪だが、放火の構成要件である「公共の危険」が認められないと検察が判断したのだろう。
量刑の軽い器物損壊罪で起訴される事になった。
さらに、検察は、引き続き昨年からの一連の不審火事件について、再逮捕する方針であった。